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ハンディカムも4K撮影の時代へ…SONYとPanasonicが4Kハンディカムを発売へ

こんにちは。はまやん(@usagi_gadget)です。

今日はビデオカメラのお話。

最近4Kという言葉もあまり珍しくなくなってきました。
しかし4K対応テレビはたくさん出ていてもコンテンツ側がまだ整っていないというのが現状です。

それは撮影する側も同じで、今まで4K撮影が可能なビデオカメラは業務用か特殊なデジタル一眼(GH4など)のみでした。
そんな中、去年の3月にSONYが民生用では初の4K撮影ハンディカムを発売。

これですね。
これはハンディカムというにはかなり大きく、価格も20万くらいしたので一般の人はあまり浸透していないと思います。ハイアマチュアとかプロ向けですね。

しかし今年ついに手のひらサイズの4Kハンディカムが発売されることとなりました!

 

一般向けの4Kハンディカム、SONYとPanasonicが続けて発売発表!

まずはPanasonic。

パナソニックは4Kビデオカメラ『WX970M』を発表。

サイズは幅65mm×高さ73mm×奥行161mm
重量は362gと同社のフルHDモデルとほとんど変わらない大きさで4Kを実現。
パナのユニーク機能である液晶にくっついたサブカメラも健在。

 

続いてSONY。

同じく4Kカメラの『FDR-AXP35』と『FDR-AX30』を発表。

大きめのAXp35の方でも75×78.5×149.5mmとコンパクトですが
なぜか重量は625gと結構ズッシリ。
AXP35とAX30の違いはプロジェクターの有無かと思われます。

 

メーカーとしては既にどちらも4K撮影カメラを出しているので品質は間違いないと思います。Panasonicはライカレンズ、SONYはツァイスレンズと強みを活かした作りになっています。

そして驚くべきは価格。
どちらのメーカーも15万円くらいで買えてしまいます。
15万と言えば数年前のフルHDハンディカム最上位くらいの価格ですよね(SONYは新製品だと17万くらいしました)。ここ1年位はフルHDハンディカムの価格がどんどん落ちてきて、最上位モデルでも7,8万で買えるくらいになっているのである意味妥当な価格では有りますが、4Kと考えるとやはり安いです。

ただし4Kってカメラだけ買えばいいわけではないのでその辺は注意。

 

記録メディアと撮影時間・編集の問題

この辺はまた別の時に詳しく書こうかと思いますが、
4Kとなると記録メディア(主にSDカード)もそれなりのものが必要になってきます。容量だけでなく、転送速度も出るものでないと書き込みに追いつかないことがあるからです。

また4Kモードで撮影すると撮影可能時間も著しく短くなります。
パナのハンディの場合、64GBのSDカード(または内蔵)でフルHDならば5時間以上撮れますが、4Kだと1時間50分しか撮れません。安定して長時間撮影が出来るのがビデオ専用機のメリットでもあるのでこれは少し短いですね。旅行などに持って行くには交換用のメディアがいくつか必要になるかもしれません。

最後に編集の問題。
4K程の重いデータになるとちょっとしたPCじゃマトモに編集できないと思います。簡易的な編集ソフトはまだ4K自体に対応していないものも多いですし、よくわからないまま4Kビデオに飛びつくのは危険かも。

そしてなにより、4Kに対応したテレビorモニターが無いと意味が無いです。せっかく4Kで撮影しても、それを観るテレビやモニターがフルHDのままだとわかりませんよね。

 

まとめ・雑感

4Kカメラ単体はかなり安く買えるようになったけど、4K環境を構築するのは結構お金がかかります。
なにがなんでも4K画質で記録したいと言うのでなければ、今安くなっているフルHDカメラを買うのがいいかもしれませんね!

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